自己啓発セミナー対策ガイド
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近年のセミナー事情

近年のセミナー事情 2004/04/01

 詳しくは、「セミナーNOW 2004」に書いておきます。ここでは、ダイジェスト程度に。

斜陽産業ながら、20社以上が存続

 自己啓発セミナーがマスコミから叩かれたのは、1990年代初めの数年間です。直後にオウム真理教という、よりエキセントリックなサブカルチャーが注目を集めて、自己啓発セミナーはマスコミからもほとんど取り上げられなくなりました。
 しかし、、マスコミによる数年間のバッシング、バブル崩壊、オウム関連で “カルト” や “マインド・コントロール” というイメージが普及したことなど、さまざまな要因で、自己啓発セミナーの受講生は減少していきました。1990年代前半に勢力を伸ばしたセミナーもありましたが、1990年代後半には、全体的に斜陽産業となっていきました。
 大手のセミナーは軒並み休止し、現存するのは、経営難にあえぐ零細セミナーがほとんどです。中には、従来の自己啓発セミナーのプログラムを捨て、コーチングやNLPに重点を移しているセミナー会社もあります。
 それでも、典型的な自己啓発セミナーは、いまでも首都圏を中心に20社以上が生き残っています。その多くは、1990年前後のセミナー批判報道の直前やそれ以降に設立された会社で、メディアにもあまり登場していません。
 その中で、最近特に有名なのは、日本創造教育研究所メディオスランドマークエデュケーションの3社です。ランドマークだけは、古くからアメリカでカルト呼ばわりされ、日本でも実名報道されたことがあるので、なぜ生き残っているのか不思議ではあります。
 日本創造教育研究所は、現在の自己啓発セミナー業界で最大手。企業研修を装って中小企業の経営者を巻き込み、サラリーマンなどに強制受講させるシステムで成功をおさめています。メディオスは対象を女子学生だけに絞り、未成年も含め学生をサラ金送りにするなど、他のセミナーにはない悪質さが特徴です。

憎まれっ子、世にはばかる

 かつての有名セミナーと現在の有名セミナーとでは、知名度の内容が全く違います。
 1980年代の自己啓発セミナーは、悪質さよりもファンの間での認知度で、有名かどうかが決まっていた側面があります。受講生がそもそも多かったこともあって、客層が精神世界ファンとも重なっていました。精神世界ファンのネットワークの中で、ARCインターナショナル、ビーユー、ライフスペース、iBD、ランドマークなど、“大手のセミナー”や“カリスマのいるセミナー”は有名になっていました。
 ARCインターナショナルは、報道ではよく槍玉に挙がりました。しかし際立って悪質だったというわけでもないようです(それでもまぁ、五十歩百歩ですが)。槍玉に挙がったのは、業界の草分けであり大手だったからでしょう。上記の有名セミナーは、報道でもひととおり言及されています。
 ところが近年、自己啓発セミナーは精神世界の中でも時代遅れになり、かつての大手セミナーはひととおり姿を消しました。かわりに、インターネット上での苦情・相談・暴露の数が、“有名セミナー”を作り出しています。
 その筆頭が、メディオスと日本創造教育研究所。日本創造教育研究所は、いまでは最大手になっているので、セミナー業界内でも有名です。しかしメディオスなどは業界人にも精神世界ファンにも、あまり知られていませんでした。不振の他社に比べれば受講者は多いものの、日本創造教育研究所とは比べようもないほど小規模です。しかし、苦情の多さでは日本創造教育研究所と同等かそれ以上。いまは、まさに“憎まれっ子、世にはばかる”という状態です。

報道されなくなったことも、セミナーが生き残っている要因

 セミナー報道ブームが去って10年以上。最近では、メディアで本格的に取り上げられた自己啓発セミナーは、ライフスペースのような猟奇的なもの。それ以外は、殺人事件や有名人のスキャンダルにからむオカズ程度の扱いで、自己啓発セミナーそのものや問題性にきちんと焦点をあてた報道はありません。もはや、自己啓発セミナーが具体的にどういうものなのかを知っている人というのは、ほとんどいないでしょう。
 オウム真理教やライフスペースのイメージとダブらせて、自己啓発セミナーを敬遠する人も多いと思います。完全な誤解ですが、結果的に自己啓発セミナーを敬遠するのであれば、悪いことではありません。しかし、
「実際に受講してみたら、オウムやライフスペースとは違った。やはり、マスコミ報道や世間の評判の方が間違っている」
 という感覚を抱く受講生がいることも確かです。自己啓発セミナーについて正確な情報が出回っていない以上、その感覚もまた正しいと思います。